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1章☆震える気持ち

のるんは、稲葉山にいた
今日は狩にはいかず、雪那の所で装備に付与石をいれていた
眞耶が作った装備に、舞の帯、雪那の付与石とほとんど自作で
のるんの初陣装備が完成した

防御はほとんど通常品、付与も生気なしの25程度の物である、
現在では考えられないが、当初はこの程度の装備を皆身にまとっていたものだ

特化もまだ無く、侍は腕力付与が大半であった

「よし!出来た」
「鍛錬余らせておいたから、ピンクにできるよ」
大金箔鎧を赤で染めると、女侍は、ピンクになる
染料改など当時は無く染める為には、鍛錬1の消費があるため、難度は高かった

初の完成品装備に、のるんは感動していた、当時の財産をほとんど注ぎ込んでの装備

色々な侍の方の装備を見て自分なりに良く出来た装備だった
「さって、いって来る」
のるんはポツりと言った
「岡崎に戻って旗もらっていくよ」

何時もの様に稲葉山は人で溢れていた、
「ここは、こんなに平和なのに」そう思いながら、大声が響き渡る稲葉山を後にした

岡崎に戻る道中、色々な事を考えていた、
果たして、通用するのかな?
また、ヤラれて直ぐ帰ってくるのかな?
不安ばかりが頭の中を過ぎる

心臓もバクバクしているのがわかる
岡崎の関所を越えると、何時ものように勧誘希望者が外に沢山いるのが見えた

合戦怖いからぁ、今日は狩でもいこうかな、そんな気持ちもよぎる
現在Lv49で間もなくカンストの50手前だったのるんは、知人等が徒党を組んで
狩に行く準備をしているのを横目に、先に50にしたほうが良いのか迷ったが
その緊張感や不安、怖いと思える合戦の魅力が勝った
岡崎の町に入る所で、「のるん!今日合戦か?」と大声で聞かれた
のるんはコクリと頷くと、岡崎の町へ入って急いで寄り合いへ向かい旗を貰った

もうこの瞬間、足はガクガク震えていたものだった
「誰か一緒に行ってくれないかなぁ」そう思い岡崎に町を歩き回ったが
既に皆狩に出発した後であり、誘う人もいない

「しかたない、1人で行こう駄目なら直ぐ帰って来ればいい」そう割り切って岡崎を後にした
遠江を超え、駿河を超え、相模の関所前で一人立ち止まった
この関所を越えると戦場だ
気持ちが落ち着かない、振るえが止まらない、3回深呼吸をして戦場へ飛び込んだ

戦場へ入るやいなや、大声や、救援のログが飛び交う

「門から石川奪還いきますー!囮出来きる方はお願いします」
そう切り出したのは、徳川エース栗間と言う男だった

のるんは呆然とその光景を見ていた、会議等で恐ろしい位風格を見てつけていた面々が
ズラッと並んでいた、議長の本多や小笠原が指揮をとっていた
(当時は施設が無く会議は城に皆集まって行われていた)

その面々を見ているだけで、ただ立っているのが精一杯、完全に圧倒されていた

しかし、救援がここまで聞こえてるってどういうこと?と思い
門を出ると、当時の石川陣(左後ろ)が落ちていた為
門直ぐ前に北条の100以上の対人の群れが押し寄せていたのだ

そこを必死に本陣までのルートを確保しようと
徳川衆も応戦していたのだ、のるんは、門の前でその光景をただ見ているだけで
何も出来ず、震えを抑えるどころか、カクガク震えが増していく一方だった

北条の家紋で名前が無い群集は、恐ろしく見えた
「右の3人徒党は、○○だから注意!強いぞ!」
そんな声も飛び交っていた

やはり合戦場までの距離もあるが、すでにこの時北条家に押され始めていたのだった
さすがに自国を出て直ぐ戦場と、はるか岡崎から関所を2つ越えての距離は大きかった
北条家は3人や4人の徒党が多く、次から次へと徳川の応戦部隊を押し倒しているのが判る

「このままでは、押し切られる!石川奪還徒党いくので、対人はなるべく徒党を組んで応戦してください!」
と大声が流れた
武将撃破率では他国に負けない徳川の徒党、その撃破速度は有名だった
中でも栗間一派は優秀そのもので、信頼は厚かった

そこに徳川で対人集団であった押し出し園の面々が乱戦の中へ数名で援護に加わった
「みんな凄いな、勇敢だな」その光景はどの戦士も頼もしく見えた

もみくちゃの乱戦の中には、葵衆の面子も沢山いた、普段岡崎でぼーと立ってるだけの人も
必死に戦っていた

それなのに私は、震えてるだけで何も出来ない
何の為にわざわざここまで来たんだ

そう自分に言い聞かせて落ち着かせても落ち着かない、

駄目でも良い、徳川のために私もやろう、もう50に成るんだ昔とは違う

必死に自分を落ち着かせていると

「本陣までのルートもヤバイぞ!増援を!とにかく押し返そう!皆頑張れ!」
その声でのるんは吹っ切れた

そしてその乱戦の中へ震える足で走っていき、目前の救援へ飛び込んだ

つづく




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